五穀豊穣や害虫防除、家内安全などを祈念して行われる江戸時代から続く伝統行事。
田畑の害虫を駆除するまじないの虫送りは、農薬の普及しなかった昔には盛んに行われてきましたが、この祭りはその遺習といわれています。
わら人形を先頭に太鼓、ひら鐘の不思議なリズムとともに、子供たちが夏の集落をねり歩きます。
青森県無形民俗文化財にも指定されている、約400年前から伝わる山伏神楽。
江戸時代初期、田子の修験大法院は南部藩御用神楽を務め、正月16日盛岡城に登城して神楽祈祷を行ったのがはじまり。
一時衰え、その後池田文左衛門が岩手から獅子舞を移し、その弟子由蔵が伝えたのが今の田子神楽といわれています。
明治以後は、八坂神社の氏子たちが伝承してきました。
青森県南部から岩手県北部にかけての地域及び秋田県鹿角地方の旧南部藩領内に伝わる盆踊り。
田子町では晩夏各地で行われ、「なーにぁーとやらよう なにゃーとなされー」摩訶不思議な唄に力強い太鼓のリズムが加わり、老若男女が集い踊る日本最古の盆踊りといわれています。
明治時代から利用されてきた、田子町新田(しんでん)地区のシンボルである茅葺き小屋の水車でそばの粉つき実演を行い、新そばを味わってもらうまつり。素朴な味が大人気です。
イベント会場の様子
水車でそばつき
田子の大自然の中でのびのびと育った田子牛(黒毛和牛)と町特産の「たっこにんにく」を豪快に食べつくすイベント。
まつりの目玉として毎年好評なのが、田子牛の丸焼きです。肉汁たっぷりで柔らかいので、遠方から丸焼き目当てでお越しになる方もいるほどです。
ギルロイからご招待
にんにく相撲
田子牛の丸焼き
べごまつりの様子
南部地方に残っていた萱葺き屋根の民家5棟を移築した体験観光の拠点。
日々の暮らしではなかなか出会えないような懐かしいものや心安らぐ何かがこの空間には息づいています。
現在は陶芸や手打ちそば、手焼きせんべい、こんにゃく作りなどの体験が出来ます。